東京にいながら富山の気分が味わえる 東京の冨山アンテナショップ現地リポート
富山には「天然のいけす」と称される富山湾があり、ホタルイカ、白エビなどおいしい海の幸の宝庫です。鱒の寿しも富山を代表するグルメです。
海の幸だけではありません。富山ならではのラーメン、カレーなど絶品グルメが満載です。
しかし、忙しくてなかなか富山に行けないという方は多いと思います。
- 富山出身で上京している仕事が忙しいビジネスマン・ビジネスウーマン
- いつか富山に観光に行きたいと思っていてもなかなか行けないお父さん・お母さん
そんな方はこんな悩みを持っているかもしれません。
あ~鱒寿司食べたい!
でも東京にいたんじゃ鱒寿司なんてどこにも売ってないし・・・どうしたらいいのかしら
富山に行けば、白エビとかホタルイカとかおいしい海の幸がたくさんあるのに、仕事が忙しくてなかなか富山に行けない。
東京でどこか手に入るところはないかしら
そんな方に朗報です。
こうした悩みを解決するべく、東京にいながらにして冨山の美味しいものが手に入るし富山にいる気分を味わえる所があります。
それは東京にある富山アンテナショップです。
冨山のアンテナショップとはどんなところなのか?実際に僕が現地に行き雰囲気を味わってきてまいりました。
東京の富山アンテナショップ「いきいき富山館」
アンテナショップとは?
アンテナショップとは、地方自治体や企業が自らの地域や県の特産品を販売し、地域のいろいろな情報を発信しています。
また、お店の人がお客様とコミュニケーションを図ることで、消費者の反応や消費動向を探ることができます。
その結果、お客様の要望を商品の開発に反映させる事ができます。
また、お客様の要望に応え良い商品をつくることで地域のブランドイメージの向上を図る事が出来ます。
東京の富山アンテナショップ「いきいき富山館」のアクセス
というわけで、東京の有楽町にある富山アンテナショップ「いきいき富山館」に行ってまいりました。
いきいき富山館はJR山手線有楽町駅の京橋口を降りてすぐの場所にある「東京交通会館」にあります。
すごく交通の便がいいです。
東京交通会館の1階には北海道、沖縄、秋田、そのほかたくさんの地域のアンテナショップがあります。アンテナショップ巡りをしてみるのも楽しいかも。
お目当てのいきいき富山館は交通会館の地下1階にあります。
郵便番号 | 180-0096 |
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所在地 | 東京都千代田区有楽町2-10-1 |
東京交通会館BIF | |
電話番号 | 03-3123-1244 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
(日・祝 10:00~18:00) |
店内の様子
いよいよいきいき富山館にやってまいりました。
冨山の名産品が所狭しと並んでいて、まるで富山のお土産屋さんのようです。富山にいるような気分が味わえていい雰囲気です。
お店の後方には、冨山はおろか日本を代表するうどん「氷見うどん」が販売されていました。
冷蔵ケースの中には、冨山名産のかまぼこがぎっしりありました。
冨山のかまぼこは関東のかまぼことは違い、かまぼこ板がないのですね。
また、この画像の左側のかまぼこは昆布が巻かれています。これも関東のかまぼこにはない特徴です。昆布が根付いている富山ならではのかまぼこですね。
冨山のかまぼこに板がないというのは、こちらのお店に来て初めて知りました。
棒たら甘露煮なんていうのもありました。棒たら甘露煮は干物にしたタラ(棒たら)をゆっくり戻して甘辛く煮付けたものです。
棒たら甘露煮はご家庭でも作る事ができますが、大変手間がかかり仕上げるのはかなり大変です。
棒たらは干物にして棒のように硬くなっています。その硬さはほぐすのに金属製の金槌を使うほどです。棒たらを戻すのには、一週間かかるそうです。
さらに戻した棒たらを甘辛く煮つけるのには3時間もかかります。
このお店で販売されている「棒たら甘露煮」は戻した棒たらを独自のタレでじっくり煮込んでいるので、ご自宅で御召し上がる時は作る手間が省け大変便利ですね。
棒たら甘露煮は、僕の住んでいる首都圏ではなかなかお目にかかれる機会がなく、冨山を訪ねるか、冨山のアンテナショップに行かない限り手に入れることが出来ない一品です。
このお店には「ケロリン桶」と「ケロリン手ぬぐい」が販売されています。このケロリンの黄色い桶、銭湯でよく見かけますね。なんだか懐かしい!
ケロリン桶は、鎮痛剤「ケロリン」を販売・製造していた製薬会社「内外薬品」の広告媒体として製造販売され、全国の銭湯や温泉、民宿の浴場などに広がっていたのです。
調べてみるとケロリン桶の製造・販売に携わった内外薬品は富山に本社を置く製薬メーカーで、この事実もこのお店に来るまで知らなかったです。
鱒寿司は富山以外の地域のスーパーマーケットや物産店ではなかなか売っていないのですが、こちら「いきいき富山館」ではもちろん販売しています。
しかし、僕が来店した時は売り切れでした。さすが富山を代表する名産品です。人気ありますね。
なので、鱒寿司をお買い求めになる時は、なるべく早い時間帯にご来店することをおすすめ致します。
鱒寿司がお目当てだったので、売り切れは残念でしたが、「ホタルイカの沖漬け」「富山のかまぼこ」を購入しました。ホタルイカの沖漬けなんて富山以外の地域に住んでいる方はなかなか手に入らないですからね。
お酒のおつまみにピッタリ!
富山アンテナショップ 東京 まとめ
東京にあるアンテナショップはこの「いきいき富山館」の他に、東京都中央区日本橋にある「日本橋とやま館」があります。
こちらの方は、物販の他に冨山名産品を使った和食レストランや富山の地酒が味わえるバーカウンターがあります。
それにしても、冨山のアンテナショップに来てみると、今まで知らなかった富山の情報が分かるし、なかなか手に入らない富山の名産品が購入できるので、お勧めです。
なかなか富山に行けないという方、富山アンテナショップで富山にいる気分を味わってみてはいかがでしょうか?
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