富山のスーパーで魚の新鮮さ・価格・品揃えを比べてみた
人生で一番の楽しみは「食」です。地元で獲れた新鮮な食材をできるだけ安く、おいしく頂く。これこそが人生の究極の楽しみではないでしょうか?
富山のスーパーのお魚コーナーではどんなお魚がいくらくらいで売っているのかしら?
本当に安いのかしら?
これから富山に住もうと考えている方はこのような疑問を抱くかもしれません。でもお心配なく!
富山は「天然のいけす」と呼ばれる富山湾を背に抱え、魚介類がとてもたくさん獲れます。
将来、富山に移住を考えたり、富山の学校に入学したり富山の職場に単身赴任したりして生活の拠点を富山に移す予定がある人にとって、魚介類が豊富な富山に住むことは「食生活」においてものすごく大きなメリットになるのではないでしょうか。
実際に僕が富山市内のスーパーマーケットで新鮮なお刺身を買い、富山のお魚の品ぞろえの良さ、新鮮さ、安さを実体験してきました。
富山のスーパーで魚介の新鮮さ・価格・品揃えを首都圏のスーパーと比べてみた
今回訪れたのは、富山市内にあるスーパーマーケット「大阪屋ショップ新庄店」です。
大阪屋ショップは富山県、石川県、愛知県を基盤に52店舗を展開するスーパーマーケットチェーンです。
イオンやイトーヨーカドー、マックスバリューといった全国展開のスーパーマーケットチェーンとは違い、地元に根差したお店作りを目指しています。
上の画像は正面の玄関を入ったところにある青果コーナーです。地元の食材を中心に豊富な品目を取り扱っています。
鮮魚コーナーでの品ぞろえ・価格は?
鮮魚コーナーに来ました。
さすが、冨山のスーパーだけあって、富山湾で獲れたアジのお刺身が所狭しと並んでいます。1パックにアジのお刺身の切り身が14~16切れも入っていてお値段は298円です。
ぶりの稚魚・ふくらぎ(関東ではわかし)もアジと同様に14~16切れ入っています。
こんなにたっぷりあってお値段は298円です。驚きの安さです。
安い!新鮮!
本当にお買い得!!
さばも富山湾の魚津漁港で水揚げされたまさに地元産です。半身の切り身が298円。安いです!
産地から遠い千葉県の僕の住んでいる地域のスーパーはこれより100円は高いでしょう。
どのお魚も「朝獲れ」(その日の朝に獲ってその日のうちに店頭に並ぶ)のです。
富山湾という最高の環境を活かして少しでも安く新鮮なお魚をお客様に提供しようとする姿勢と企業努力が素晴らしいです。
この日、僕はフクラギのお刺身盛り合わせとサーモンとマグロの赤身の二種盛りを購入しました。
お客様がお買い求めやすい鮮魚コーナー
お魚コーナーは商品が並んでいる棚の上が壁ではなく、店員さんがお魚を調理する作業場がガラス越しで見えるようになっています。
いわゆる「対面式売り場」です。
作業場の中にいる店員さんに「お刺身盛り合わせ」「三枚おろし」「はらわた(内臓)・頭取りなどの注文が手軽に出来るようになっています。
お客さんが売り場に並んでいる商品を選んで手に取って買い物かごに入れるだけになりがちなスーパーマーケットにおいて、この店はお客さんと店員さんのコミュニケーションがきちんと図れるのがいいですね。
大阪屋ショップ 新庄店のアクセス
首都圏と富山のスーパーマーケットの魚の価格・品揃えの比較
僕は千葉県船橋市に住んでいて、年に2回、冨山を訪問しています。新鮮なお魚を買い求めるために、富山市内のスーパーで買い物をするのですが、来るたびに富山のお魚の安さ、新鮮さ、おいしさに驚かされています。
僕が住んでいる地域のスーパーで販売されているお魚は全国各地の海から仕入れていますが、産地が遠いためなのかわかりませんが、お値段が高いし、新鮮さもいまいちです。
アジのお刺身なんかは、冨山のスーパーでは1パック14~16切れも入ってお値段は298円ですが、僕の住んでいる地域のスーパーだと半分の8切れ~10切れで300円~400円前後です。
いかに、冨山のお魚が安く提供されているかお分かりでしょう。
上の画像は僕の住んでいる千葉県船橋市のスーパーで販売されている富山湾産のホタルイカです。
本場 富山湾のホタルイカが販売されているのは嬉しいですが、「398円」というお値段は少し高いと思いました。内容量も少ないですしね。
富山県内のスーパーのお魚が新鮮で安定的な仕入れができる理由
飲食店や鮮魚の小売店が魚を仕入れる方法は通常は以下の通りです。
- 漁師が魚を獲る
- 浜仲買あるいは漁連が漁師から魚を買付て卸売市場に販売する
- 卸売市場は卸売業者に販売する
- 卸売業者は仲卸業者に販売する
- 仲卸業者は卸売市場内に店舗を持ち、魚を小口に分け、そこで鮮魚小売店や飲食店に販売する
このように、鮮魚店の店頭にお魚が並ぶまで数多くの中間業者が入るわけです。当然、中間コストも発生しますし、輸送コストもかかるので、末端の鮮魚店で売られているお魚は高くなってしまうのです。
ところが、富山のスーパーの鮮魚コーナーのお魚の販売はほとんどの場合、地元の専門の鮮魚販売会社が行います。漁港に出向き、市場を介さないで直接漁業者から買い付けます。
しかも、産地は目の前の富山湾ですから、輸送コストもほとんどかかりません。
漁港から直接買い入れるわけですから、流通段階における中間コストを削減することができ、安く販売する事ができるわけです。
富山のスーパーマーケットの口コミ
富山県内を拠点とする他のスーパーの鮮魚コーナーの口コミを見ていきましょう。
今回は富山市内にある「大阪屋ショップ・新庄店」を訪問して、冨山のお魚の新鮮さ・安さに迫ってみましたが、富山県内にある他のスーパーの口コミも紹介します。
- 黒崎屋
地元の漁港で水揚げされた新鮮なお刺身がたくさん販売されている。
いろんな種類のお刺身があって楽しく買い物ができる
本当にお買い得!!
まとめ
富山はお魚天国です。富山のスーパーで実際に買い物してみて実感しました。
お魚は日本人の食卓には欠かせないものです。
富山湾という天然のいけすが目の前にある富山の豊かな魚文化を皆様もぜひ体験して頂きたいです。
富山はお寿司もすごくおいしく、ネタも新鮮です。
富山のお寿司のおいしさ、ネタの新鮮さはやはり、目の前の富山湾で獲れたお魚をネタにしているからでしょう。
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